事例No.155(発達障害・精神障害)授業内容の録音及び代替案について

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

国立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、1年次、その他の障害(発達障害、精神障害)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

ASDにより、聴覚的な短期記憶保持の弱さ、同時処理能力の弱さがあり、以下の内容を希望した。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教務担当部署、保健管理センター

2.対応内容

1名の教員からは録音データ流出の可能性等を理由に同意を得ることができなかった。 ただし、代替案として以下が示された。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

ほぼ全ての科目で希望通り録音が認められ、また、録音が認められない科目についても夜間主コースの同科目の聴講が認められたため、本人は納得した。

その後の経過

当該学生は、現在も在学中であり、単位修得状況は概ね良好である。

【参照】