事例No.2305(難聴)音声認識アプリ/マイク使用、オンライン授業の字幕付け等

事例紹介

事例が起きた時期

令和3年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

私立短大、学校規模:1から499人

対象学生

学科(専攻):家政、年次:2、障害種:聴覚・言語障害(難聴)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者)入試担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):無
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):入試担当部署 教務担当部署 教育部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 当該学生に対して、定期面談を行なっている

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:音声認識アプリを使用したいので、先生方にマイクをつけてほしい。

提供した配慮:学校が提案した配慮=遠隔授業ではビデオ教材字幕付け、音声認識アプリ/マイク使用、教室内座席配慮、実技・実習配慮、担当教員へ配慮依頼文の配布、補講
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:遠隔授業では、字幕付けや顔出しで唇の動きを見せた。対面授業では、お願い文と透明マスクを担当教員に配布し、専門教科の実習は、補助の教員が付いた。ほぼすべての担当教員が資料配布や授業後のフォローなどを行なった。
事後評価:ニーズを完全には満たしていないが、学生も概ね満足している
事後評価の理由・詳細:事後の本人との面談内容から。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記入なし

【参照】