事例No.2250(他の機能障害)別室受験、車椅子利用、専用机の持込、付添同伴等

事例紹介

事例が起きた時期

令和2年度
発生時期:受験時

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000~4,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、年次:1、障害種:肢体不自由(他の機能障害)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):入試担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):有
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施した

2.支援が必要とされた場面

受験・入学 授業・研究指導 実習、フィールドワーク等 式典、行事、説明会、シンポジウム等への参加 試験の評価、単位取得、卒業要件等 キャリア教育、就職活動 通学、トイレ・食事介助、教科書等の準備、学内移動

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者): 入試担当部署 教育部門 保健管理部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

特にフォローアップは行なっていない

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:試験会場の条件:基礎疾患があるため、新型コロナ等の感染症予防として別室受験希望、1階もしくはエレベーターがある校舎、障害者用トイレの近く、人工呼吸器の電源のためコンセント確保、電動車いすに対応した机の持込み

申し出内容2:付添者(保護者)の同伴について:試験棟近くまで乗用車での入構許可、試験室までの移動、トイレ・休憩等の介助、筆記用具等の準備

申し出内容3:入学後、修学上の配慮等について相談したい。高校と同等の配慮(実験等は役割分担してもらい、自力で出来る範囲で参加)を希望している。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

入学に至らなかった。

【参照】