事例No.190(発達障害・精神障害)試験直前の配慮申し出について

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):社会科学、1年次、その他の障害(発達障害、精神障害)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

学生は入学後に合理的配慮を大学に申請しており、春学期においては別室受験と試験時間延長等の対応を行なった。秋学期は、配慮がなくともできそうだという本人の意向があったが、試験の直前期になって不安が高まり、別室受験と試験時間の延長を希望したが、教務担当部署と調整した結果、別室受験は認められたが試験時間の延長については調整できなかった。

学校の対応

1.関わった部署

教務担当部署、その他(学生相談担当部署)

2.対応内容

学生と話し合った結果、本人も申し出が直前過ぎたことを納得し、他の学生と同じ試験時間で試験を受けた。

理由、原因等 ※学校の回答

  • 障害者でない学生との比較において同等の機会の提供とはならないため
  • 過重な負担となるため(事務・事業への影響の程度

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

【参照】