事例No.2131(発達障害の重複)配慮への理解が進まない授業担当教員への対応

事例紹介

事例が起きた時期

令和2年度
発生時期:進級時

事例が起きた学校

国立大学、学校規模:2,000~4,999人

対象学生

学科(専攻):教育、年次:4、障害種:発達障害(発達障害の重複)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):学生相談部門
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):無
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導 

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):教務担当部署 教育部門 学生相談部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施した

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:授業を受けるには困難なことが複数あり、そのことを理解してほしい。
・授業中において、視覚過敏・聴覚過敏等への配慮をしてほしい
・パニック発作への配慮(無断退室の許可等)をしてほしい

申し出内容2:SNSを用いた集団でのコミュニケーションが苦手なので、SNSの利用が前提のグループワークは可能な限り代替措置を考慮してほしい。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記入なし

【参照】