事例No.797(下肢機能障害)卒業まで全力でサポートすると言われたが実際は違ったとの不服申し立て

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成29年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):社会科学、4年次

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • 支援の申し出に関する申請書(様式)がある

2.支援が必要とされた場面:キャリア教育、就職活動

申し出への対応

1.支援の申し出の受付

  • 配慮の提供について、学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 協議に参加した部署(者) :障害学生支援部署、学生生活支援担当部署、教務担当部署、教育部門

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:試験について、疼痛緩和のため、試験室内へのクッションの持ち込み、ならびに試験中の使用を許可して欲しい

決定した配慮内容:学校が提案した配慮の提供を決定した=持ち込み物があるため、従来の受験会場ではなく、別室での受験を提案した
配慮内容決定時点での合意形成:できなかった
事後評価:ニーズは満たせず、学生は納得していないと思われる
事後評価の理由・詳細:所属学部に対して、インクルーシブ教育に後ろ向きであると感じ、その思いが一因となり、結果的に自主退学に至った

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

  • 不服、不満、苦情等の申し立てがあった

申し立てを受けた部署(者):障害学生支援部署
入学前のオープンキャンパスでは、「ハンディを持っていても卒業まで全力でサポートする」と言われたにも関わらず、実際にはそうでなかった現実に憤慨。
また、以前に「この学部では面倒見きれない。合わない。通信制に行った方が良い」とも言われたことがある。
申し立てへの対応に関わった部署(者):学生本人の希望により、申し立ての手続きはとられなかった

対応に対する学生の反応

  • 不登校、休学、退学等

学生の反応の具体的内容:企業からの内定をもらっていたが、4年間での卒業ができないことなった(修学上配慮の未実施とは無関係)ため、通信制の大学で単位取得し、大学卒業を目指すため進路変更することにした

【参照】