事例No.48(摂食障害、睡眠障害等)健康診断等での配慮について

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立短期大学、学校規模:500から999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、1年次、精神障害(摂食障害、睡眠障害等)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

実習、フィールドワーク等、式典、行事、説明会、シンポジウムへの参加

2.内容

摂食障害があるため、体重の増減が激しく体形をかなり気にする。健診時には周囲の人に体重がわからないように計測をし、演習時に水着になることも配慮してほしい。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教育部門(学部、学科等)、保健管理センター等

2.対応内容

健診に関して、提携先健診センターに連絡し、体重の表示パネルが他の学生の目に触れないよう配慮を依頼した。演習に関して、水着になることはカリキュラム上避けられないが、デッサン等の時のみ水着になり、それ以外は上着を羽織らせる等の配慮をした。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

その後の経過

入学時、母親と共に相談に来たが、その後の深刻な相談はなく順調に学生生活を送っているようである。

【参照】