事例No.222(ADHD)相談室・保健室のサポート

【事例紹介】

事例が起きた時期

6年以上前

事例が起きた学校

私立短期大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):人文科学、1年次、発達障害(ADHD)

学校の対応

1.関わった部署

入試担当部署、学生生活支援担当部署(学生課等)、保健管理センター等、その他(学生相談室)

2.対応内容

人とコミュニケーションをとるのと、感情のコントロールができにくい学生で、何かあるたびに、よく相談室か保健室の方に来ていた。初めに来室した原因は、「本学が第1志望ではなかったから」だった。他の大学に行きたかった、ということをしきりと訴えていた。本学短大部から大学部への編入を希望しており、短大2年次に学部編入試験を受けたが不合格で、そのときには相談室に入ってきて床に座り込んで泣く等の行動が見られた。人とコミュニケーションをとるのは困難だったと思うが、誰にでもよく話しかける学生で、学外にある飲食店や薬局等にも出向き、よく「ムカつく」、「人を刺したい」等を言っていたようで、一度学外の薬局の方から問い合わせがあった。そのときは電話での謝罪のみの対応であったと思う。思い通りにならないとイライラする学生であったので、そのイライラを聴いて気持ちを落ち着かせる、というサポートをよくしていた。

学生等の反応

すでに卒業してしまった学生で、連絡もとっていないため、現在どうしているかは分からない。

【参照】