コロナ禍における学生同士の交流に関する取組事例集

令和元年(2019年)末に始まった新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、大学等で学ぶ学生たちの生活に大きな影響を与えてきました。
特に、感染の拡大防止を目的として実施されるキャンパスの入構制限、授業のオンライン化、課外活動の制限、各種イベントの延期・中止等の措置により、学生間の交流や人間関係・ネットワークの構築が進みにくい状況が生まれ、こうしたことは、学生生活への適応や学生のメンタルヘルスにも大きな影響を与えていると考えられています。
このような問題意識のもと、各大学等では、コロナ禍による制約下にあっても、オンライン技術の活用やその他の創意工夫により、学生間の交流や学生の主体的な活動の場を確保することで、孤立・不安といった問題の解消のみならず、学生の自立・成長にも資する取組が数多く展開されてきました。
日本学生支援機構では、こうした取組の具体例について広く情報提供するため、令和3年度に実施した「大学等における学生支援の取組状況に関する調査」において回答いただいたコロナ禍に対応した学生支援の取組から、学生間の交流の促進に有益と考えられる取組を選定し、24校にご協力いただき、事例集をとりまとめ、令和4年8月に公表しました。また、その後寄せられた事例3校5件を追加し、このたび増補版として公表することになりました。
各大学等において、今後の学生間交流の促進の検討にあたり、本事例集を広くご活用いただければ幸いです。

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