事例No.53(発達障害)大学が障害特性への理解がなく、合理的配慮の提供を断わられた

事例紹介

機関の属性

都道府県

事例が起きた時期

平成31年

当該学生の属性

学科(専攻):情報工学科 年次:1 障害種:発達障害

相談者

記載なし

相談内容

発達障害でコミュニケーションの障害のある生徒に対して、本人が発達障害を申し出ても、その障害特性を理解しないまま、アクティブラーニングやグループワークの課題を与え、個人的に特別の配慮はできないとして、合理的配慮の提供を断った。

機関の対応

  • 障害者差別解消法が施行され、合理的配慮の提供が義務付けられていることを学校側に伝えた。
  • 学生の特性と提供してほしい具体的な合理的配慮の中身について、分かりやすい冊子を作り、本人に渡して、それを使って学校側に配慮を求めるようアドバイスした。

その後の経過、課題等

未提出だった課題も提供することができ、無事進級ができた。